新しいレーザーデュアルイエローレーザーを導入しました はじめに デュアルイエローレーザーは511nmグリーン)と578nm(イエロー)の2つの波長を出すカッパーブロマイドレーザーを使用しています。 当院にはフラッシュ光線によるスキン・リジュビネーション(肌若返り治療)にI2PLフォト美顔を行っていますが、フラッシュ光線の場合500nm〜950nmの幅広い波長の光が出ることで肌のメラニン・赤み・水分に反応して効果を発揮します。しかし通常のレーザーは単一の波長のためターゲットも単一のため部分的治療が主でした。 デュアルイエローレーザーは511nm(グリーン)と578nm(イエロー)の2つの波長を出すことが可能で、個々にあるいは同時に比率を変えて照射することが可能です。このためフラッシュ光線治療のようにターゲットがメラニンと酸化ヘモグロビン(血液の赤い色)となり、スキンリジュビネーションだけでなくニキビ・ニキビ跡や赤あざなどの治療が可能な機械です。 またレーザーですので全体的な治療と同時に、部分的にシミや血管の部分に追加で強力に照射可能です。 ※肝斑に対して このレーザーは肝斑にも効果があります。ご存じの方が多いと思いますが、通常肝斑にレーザーを照射すると逆に濃くなってしまうため肝斑の治療にはレーザーは禁忌となっています。これはメラニンに吸収されるレーザーを肝斑に照射するとメラニンを作る細胞であるメラノサイトを刺激して逆にメラニンの合成が促進してしまうからです。 デュアルイエローレーザーによる肝斑の治療には578nmの黄色光と511nmの緑色光を9対1の割合で同時に使用します。 作用の原理は照射されたレーザー光が血管内のヘモグロビンに反応して熱を発生させ血液を凝固させ、これによりメラノサイトに近接する血管が閉塞しメラノサイトの働きが弱まります。こうして肝斑が薄くなっていきます。 肝斑は女性特有の色素沈着でその原因は未だにはっきりしませんが、肝斑の部分をマイクロスコープで拡大して見てみると毛細血管の拡張が見られ、また止血剤のトランサミンが効を奏することなどから血管が発生に大きく関わっていることが推測されていました。 最近、韓国の皮膚科医Dr.Kimの「肝斑の血管的特徴」という論文が日本の「Dermatological Science」という医学雑誌に発表され、肝斑の発生には血管系が大きく関与していることが示唆されました。 デュアルイエローレーザーによる肝斑の治療はこの発生機序から考えて理にかなった治療といえます。 対 象 肝斑 スキン・リジュビネーション(シミ、そばかす、赤ら顔、I2PLフォト美顔後にお勧め) 毛細血管拡張症、赤あざ ニキビ、ニキビ跡 治療方法 ※肝斑の場合 治療回数 最低4回 初回から2回目は2週間 2回目以降は4週間に1回 治療部位は主に両頬の肝斑部 ※スキン・リジュビネーション、毛細血管拡張症、赤あざの場合 3週間に1回 3〜5回 ※ニキビ・ニキビ跡の場合 週1回 8〜16回 治療の詳細 洗顔後、ゼリーの塗布を併用または併用せずに、治療部位を縦と横の2方向になぞりながらレーザーを照射します。 照射中はチクチクとした軽い痛みがありますが我慢できる程度です。 治療時間は約15分。 照射後はほとんど痛みは残りませんが、肌の色は全体にやや赤くなっています。この赤みは当日には引きます。 色素沈着の部分はやや黒くなり、約1週間くらいかけて少しずつとれていきます。 部分的に照射する場合は炎症後色素沈着を生じる場合があり、これが薄くなるには3〜6ヶ月必要です。 料 金 スキン・リジュビネーション 1回 31,500円(顔全体) 21,000円(両頬のみ) 10,500円(両手背のシミの部分のみ) 肝斑(シミの部分のみ)1回 21,000円 4回セット73,500円 ニキビ・ニキビ跡 1回 10,500円(ニキビ・ニキビ跡の部分に照射)8回セット73.500円 毛細血管拡張 1カ所1,050円 その他留意事項 この治療で副作用が生じることは非常に稀ですが、レーザーで発生した熱で火傷等を生じる可能性があります。 |